千葉県野田市で精密金属加工全般の製造を行っております、宇田川工業です。
本日は、改めて精密金属加工の特徴についてご紹介いたします。
この加工は、金属に0.001〜0.01mmの微細なスケールでの精密な加工を施し
高い精度の面粗度・寸法・形状を実現していきます。
なぜここまで高い精度を求められているか?というと、機械の小型化が進み
わずかな傷やズレが、製品パフォーマンスを左右する高度な機械が
多く生み出されているからです。
この高度な機械のおかげで、今までは不可能だったことが可能になったり
不便だったことが便利になり、私たちの日常がとても豊かになっています。
精密金属加工は、半導体製造装置・産業用機械・医療機器・航空機器などで
需要が高まっています。
このような加工を可能にしていくためには、以下がポイントとなります。
1番大切なのが工作機械の精度、そして性能。
これらの精密な精度を叶えていける機械でないと、この加工は成り立ちません。
0.01mmの製品を製作するためには、加工技術を持つ工作機械が必要だということです。
さらに1個だけ作ればいいわけではないので、この加工技術を安定して量産できる
能力を持つ機械が必要なのです。
そして非常にデリケートな製品のため、加工後の切りくずなどを取り除く際には
製品を傷つけないよう、注意して取り扱うことが大切です。
また精密金属加工を行う上で、室温はとても重要な要素となります。
金属は温度によって、形状の変化が起こりやすいという性質を持っています。
この形状の変化は、室温や外気などの1度単位の変化でも起こってしまうのです。
肉眼では分からないほどの変化ではありますが、0.001〜0.01mmの精度が求められる
精密金属加工の世界においては、この変化は製品の良し悪しに影響していきます。
そのため、外気に影響されないよう常に一定の温度を保った部屋が必要となるのです。
最後に製品を加工するだけでなく、測定も精密にされているかが重要となります。
わずかなズレも生じない製品を作ることも大事ですが、気づいて修正していける目が
必要なのです。
宇田川工業では、厳しい検査体制のもとでお客様に安心・信頼される製品を
作り続けています。
今後もさらなる複雑な精密金属加工を求められていくと思いますが
どんな難題も乗り越えて、お客様にベストな製品をお届けすることをお約束いたします。
当社は千葉県にあり、関東を中心にご依頼をいただいておりますが
全国47都道府県どこでも対応をいたします。
ぜひ「こんな製品が欲しい」というご要望をお聞かせください。