千葉県野田市にある宇田川工業では、
主に切削加工・機械加工・NC旋盤加工などの精密金属加工を行っております。
金属に0.001〜0.01mmの微細なスケールでの精密な加工を行い、
主に医療機器、半導体製造装置、および航空機の部品製作に利用されております。
本日は、精密金属加工の1つになる「切削加工とは?」についてご紹介いたします。
切削加工とは、金属などの材料を工作機械を用いて
図面通りの形状に1つずつ高精度で製作することができます。
切削加工の代表的な加工には大きく分けて3種類あります。
旋削加工は回転している加工物に工具を当てて移動させ、目的の形状や寸法に加工する方法です。
材料を回転させることから、円柱や円筒といった円形のものを加工する際に多く用いられます。
材料の回転数を変えたり、複数の工具を使い分けたりすることで、複雑な形状の加工も行うことができます。
フライス加工は旋削加工とは逆に加工物を固定して工具を回転させて加工する方法になります。
旋削加工が丸い素材を扱うのが得意なのに対して、フライス加工は四角い素材の加工が中心となります。
材料が固定されているテーブルに回転中の刃を移動させて削ります。
平面や直線的な溝のような加工が得意とされます。また精密で面一な加工が行えます。
工具を回転させて素材に穴を開ける加工です。
テーブルの役割をするボール盤、穴を開けるためのドリル、穴を開けた後に
穴の精度を整えたり表面をきれいにするリーマという工具が使われます。
切削加工の大きな特徴は、加工開始までの期間が短く加工精度が高い点にあります。
0.001から0.01ミリの細かなスケールにて高精度の加工ができます。
寸法精度だけでなく面粗度も用途に合わせて調整可能です。
加工難易度の差はありますが、削ることができる素材は樹脂・金属に幅広く存在します。
金型などの高額な初期投資が必要ないため、多品種小ロットの生産や試作に向いた加工方法です。
1個のみの製作から対応できます。
工作機械のデジタル化が進んだ今、どこのメーカーでも工作機械を導入さえすれば
高精度なものづくりができると思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
工作機械を扱う者の経験や感覚で製品の出来が左右されます。
当社は50年以上の精密金属加工の実績経験に基づいた高精度なモノづくりを行っております。
宇田川工業は全国対応にてご依頼を承っています。
安心して相談いただける会社であると自負しております。
皆様のご相談をお待ちしております。